長崎空き家の査定手順
今回は、長崎空き家の査定手順をご紹介していきます。一般的な査定方法に加えて、長崎ならではの部分もご紹介できたらと思います。
目次
・長崎空き家の査定お問い合わせ
・長崎空き家 現地調査(長崎空き家ならではポイントがあります。)
・長崎空き家 査定金額提示
・長崎空き家 販売するか、引き受けか確定
・まとめ
長崎空き家の査定お問い合わせ
長崎市内の不動産会社の方々や、インターネットを通じて当社あてに物件の査定・調査依頼が入ります。長崎空き家の場合は、机上での固定資産税評価額や路線価、実勢価格をベースにした机上の査定に加えて、現地にいって詳細を確認する必要があります。電車通りや車道から物件の距離や、その物件まで車道から階段で何段上がるのかなども査定金額に関わってくるためです。お問い合わせ頂き、鍵をお預かりできる日程を調整し、鍵が当社の手元に届いた段階で、物件現地にいき、現地調査をおこないます。またお問い合わせ頂いた方と、物件の所有者様とのご関係も事前にお伺いします。ご所有者様本人なのか、ご両親のどちらかが所有権をお持ちで、代理でお問い合わせされているのかなどのご状況のヒアリングもおこないます。
長崎空き家 現地調査(長崎空き家ならではポイントがあります。)
お問い合わせいただき、住所などで正確な場所がわかれば、ある程度机上の査定についてはできますが、現地にも必ずいきます。現地ではまず、最寄りの電停やバス停がどこにあるのか、また車道から階段の段数を数えます。長崎空き家では、階段の段数で、物件の価値も変わってきます。100段くらいあがるという情報があるだけで、ネガティブ要素になってしまいます。不動産会社様は賃貸や売買の内見したいというお問い合わせの際に電話口で「階段100段くらいあがりますが、それでも内見されますか?」とあらかじめ承諾をとります。それほど、現地で待ち合わせして、「やっぱりみにいくのやめます。」という話になるくらいなら、内見する方のためにも事前に承諾を取る必要があるからです。階段であがるということは、その分景色もよくなるのですが、毎日のことになりますので、空き家再生後のことを考えても、階段の段数を数えるのは大切なことになります。
あとの建物の中や室内については、以前のコラムで記載した下記の記事を参考にしていただくと良いと思います。
このようなことを現地調査ではおこなって、最終的に机上で査定した金額も考慮して、査定額を出していくことになります。
長崎空き家 査定金額提示
現地調査をおこなったあと、急ぎの場合は先にお会いするか、遠方の場合はお電話等で金額をお伝えします。詳細の査定書は後日メール等でお送りするのですが、情報は早い方が、現ご所有者様もご安心されることが多いため、早めにお伝えするようにしています。もちろん前提として、所有者様が高く売却できるならそのようにお手伝いして差し上げたいです。しかし、現状はしっかりとお伝えしなければなりません。どうしてこの価格なのか、ということをお伝えするための資料をもとに、ご説明をしていきます。
中には、「値段がつかない」ということもあります。残地物が多かったり、シロアリ被害があったり、著しく傾いていたり、設備がボロボロだったり、理由は様々ですが、費用をかけて解体して更地にしてしまうよりは、引き取ってもらう方がはるかにメリットが大きい場合があります。
長崎空き家 販売するか、引き受けか確定
査定金額に合意した場合、インターネット上に掲載し一般向けに販売するかどうかをご判断いただきます。販売するとなれば、調査した情報を盛り込んで、インターネット上のポータルサイトに掲載をして、購入希望者がお問い合わせをされるのを待つことになります。
引き受けるということになれば、当社の方でリフォームをおこない、空き家再生に着手していくことになります。空き家再生後は、当社の目指すところの「人が住む」というために、賃貸募集や販売をおこなっていきます。
まとめ
長崎空き家の査定手順をお送りいたしました。ご所有者様から最初のお問い合わせ時にいただきたい情報は、「住所」と「鍵」の情報です。長崎市内なら、早ければ即日対応可能ですので、鍵が長崎市内にある場合は、取りに伺って、該当する物件まで調査にいくことが可能です。