長崎での新生活 部屋探し・家探しで「築古戸建」が選ばれている理由〜空き家再生の現場から〜
長崎の部屋探し・家探しが変わってきている
春の引っ越しシーズンが近づくと、
「長崎で住むなら、どのエリアがいいでしょうか?」
「賃貸がいいか、購入がいいか迷っているんです」
そんな声をよく耳にします。
最近の長崎の部屋探し・家探しで、少しずつ変化が起きているのをご存じでしょうか。
それが、築年数の古い戸建住宅、いわゆる「築古戸建」が選ばれるケースが増えていることです。
古い家は「ちょっと不安」「冬は寒そう、夏は暑そう」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど実際に現地を見にきてくださった方からは、
「想像していたよりずっと良かった」「この条件でこの家賃ならアリ」
という声が、確実に増えています。
この記事では、長崎の空き家再生の現場から見えてきた「築古戸建が選ばれている理由」を、実例を交えながらご紹介します。
1.なぜ今「築古戸建」が注目されているのか
築古戸建が注目される背景には、いくつかの理由があります。
まず一つは、賃貸市場の変化です。
長崎市内では、中心部の平坦なエリアのマンション・アパートは需要が高く、
「家賃が思ったより高い」「希望条件に合う物件がない」
という声も少なくありません。
一方で、少しエリアを広げると、斜面地の中に、空き家となって長く使われていなかった古い一戸建てが多く存在しています。
このような築古戸建に対して、
・屋根や柱、床下などの点検と改修
・水回りを中心にリフォーム
・間取りを現代の暮らしに合わせて調整
・必要最低限の設備を整える
といった再生工事やリフォームすると、
「家賃」「広さ」「プライバシー」のバランスが取れた住まいになります。
また、テレワークの普及や、「多少駅から離れても、落ち着いた環境で暮らしたい」という価値観の変化も、築古戸建が見直されている理由の一つです。
2.空き家再生物件の特徴〜実際の現場から〜
では、実際に選ばれている築古戸建には、どのような特徴があるのでしょうか。
・築古戸建の間取り→意外と「ちょうどいい」
築古戸建というと、使いづらい間取り、全部畳の部屋を想像されがちですが、再生された物件では、
・2LDK〜3DK
・1階にLDK+水回り、2階に個室
・畳やカーペットをフローリングに変更




このような、現代の暮らしに合った構成が多くなっています。
「子どもが走り回っても気を使わなくていい」
「在宅ワーク用の部屋を確保できる」
といった点が評価されています。
・築古戸建の立地→中心部だけが正解ではない
長崎は坂の街です。
駅近・平地にこだわると選択肢が一気に狭くなりますが、バス便の良いエリアや、少し高台に上がった住宅地では、静かで眺めの良い場所も多くあります。
・築古戸建の内装→全部新品でなくていい
空き家再生では、「すべてを新しくする」のではなく、使えるものは活かすという考え方が強くなっています。
柱や建具、タイルの風合いを残しつつ、キッチン・トイレ・浴室など生活に直結する部分を整えると、どこか懐かしい雰囲気と清潔感のある物件に生まれ変わります。
これが、家賃を抑えながら満足度を高めるポイントです。
3.長崎で人気のエリア
実際に問い合わせが多く、すぐに入居が決まるエリアには、いくつか傾向があります。
・バス路線が充実しているエリア
・学校やスーパーが徒歩圏内にある地域
・中心部まで30分以内でアクセスできる場所
・駐車場が敷地内または近隣にある
特に、駅の近さにこだわらない方からは、「静かに暮らせる」「家賃が現実的」といった理由で築古戸建が選ばれています。
こうしたエリアは、住む人にとってだけでなく、空室リスクを抑えたい貸主にとっても、安定した需要が見込める点が特徴です。
移住を検討している方からも、「まずは賃貸で長崎の暮らしを体験したい」という声が増えており、お試しのショートステイに戸建賃貸が注目されています。
4.「築古戸建」はどんな人に向いている?
空き家再生物件はすべての人に向いているわけではありません。
けれど、次のような方には、相性が良い傾向があります。
・子育て世帯、ペットと暮らしたい方
・隣や上下階の生活音を気にしたくない方
・広さを重視したい方
・家賃を抑えたい方
・将来的に購入や定住も視野に入れている方
一方で、
・最新設備を重視したい
・駅徒歩5分が絶対条件
という方には、合わない場合もあります。
大切なのは、実際に現地を訪れて「自分の暮らし方に合っているか」という視点で見ることです。室内だけでなく、周辺の環境も含めてじっくり確認してみてください。
5.新生活で後悔しないための内見時チェックポイント
築古戸建を内見するときには、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
・水回りの状態(配管・水圧・におい)
・断熱や結露の状況
・日当たりと風通し
・周辺道路の幅や坂の勾配
・バス停までの距離と本数
写真や間取り図だけでは分からないことが多いため、実際に足を運んで確認することが重要です。
また、気になる点は物件を管理している不動産会社に何でも聞いてみましょう。
「この家の注意点」「過去の入居者の声」などを教えてもらえることがあります。
まとめ|築古でも見直されている戸建賃貸の価値
長崎の部屋探し・家探しは、「新しい」「駅近」だけが正解ではなくなってきています。
築古戸建は、
・家賃と広さのバランス
・落ち着いた住環境
・長崎らしい暮らし
を求める方にとって、魅力的な住まいです。
もちろん、物件ごとに向き・不向きはありますが、築年数が古いからといって選択肢から外してしまうのはもったいないことかもしれません。
インターネットの情報だけで判断せず、実際に見て、話を聞いて、比較していただければと思います。
当社では、長崎市を中心に空き家再生に取り組み、「貸したい方」と「住みたい方」をつなぐお手伝いをしています。
新生活の住まい探しに迷ったときは、築古戸建という選択肢も、ぜひ一度検討してみてください。