空き家

空き家関連事業の紹介

こんにちは!NagasakiST(ナガサキスト)です。

こちらの記事では、空き家に関連している様々な事業をご紹介いたします。

ご自身の空き家がどのように活用されていくのか、イメージしてみてください。

 

下記の事業は「住宅として」の再生事業です。この他にも、商業や観光資源、地域活性化のための

空き家関連事業はありますが、住宅再生も代表的な空き家再生事業のひとつになります。

 

 ・空き家再生コンサルティング

 ・パッケージ販売

 ・マッチングプラットフォーム

 ・買取転売

 ・まとめ

 

空き家再生コンサルティング

 

空き家再生は、住宅関連のお仕事をしている方以外の方からするとまったく新しい分野となるので、

さぁ再生しようとしても、何から手をつけていいのかわからないということがあります。

そのため、すでに空き家再生事業をおこなっている方が、一般ユーザーの目的に合わせて

ノウハウの提供、コンサルティングをおこない、あくまで「一般ユーザー主導」で空き家を再生していく事業があります。

 

ノウハウの提供やコンサルティングをおこなうことで、知見を共有しながら、実際に自分でも取り組むことができるため、

安心感があります。また、その参加している同じ立場のユーザーそれぞれが、

一つのコミュニティに所属している状態となり、同じ様な知識量の方もいらっしゃるため

一緒に成長できるという楽しみもあるようです。

 

こちらの空き家再生コンサルティング事業のユーザーの目的は、

ご自身でDIYをして、「住む」か賃貸用として「貸す」かどちらかの場合がほとんどです。

 

一般的に言われている「DIY大家」という方々が集まって、一緒に学んでいるようなイメージが近いかもしれません。

※「DIY大家」の特徴については、別記事にてご紹介いたします。 

 

事業者側としては、そういったノウハウの提供やコンサルティングをおこなうために、

様々なコンテンツを作成し、

コミュニティ内で共有しています。

長崎市内でも有名なコミュニティはいくつかあるということはわかっています。

 

実際にそのコミュニティ参加者が、事業目的で空き家を購入できるのかというと、

そこまでは担保できないことが実情ではあるため、

 

パッケージ販売

 

空き家を、土地と建物一緒に買取をおこない、リフォームやリノベーションをして、住宅用として再生し、

販売していく事業です。

主に宅地建物取引業者(宅建業者)が行っている事業で、購入者は新築で戸建をたてるより、安価で購入でき、

室内の内装については、新築と同じ様な品質で購入することができます。

また、宅建業者が販売元になるため、一般個人の物件を中古物件として購入するよりも安心して購入することができます。

 

ただ、こういった再生物件の購入者は30代〜40代になり、子育て世代も含まれているため、

敷地内には駐車場が必須となります。

長崎県の場合は、空き家となっているのは、階段が接道している土地と建物多く、

敷地内に駐車場があって、空き家となったまま売却されていない物件は、あまり多く流通していないため、

その様な物件があった場合に採用できる再生手法というイメージです。

 

マッチングプラットフォーム

 

空き家の中で事業をおこないたい方と、空き家の所有者をマッチングするサイトを運営していく事業です。

有名なところでご紹介すると「空き家バンク」という空き家所有者と購入希望者をつなぐサイト運営などがあります。

 

空き家再生は、再生することで地域創生につながったりすることもあり、

官民が協力して空き家を減らすための活動をおこなっています。

 

空き家のことで困ったら、一度相談に伺うことも良いと思います。

 

買取転売

 

不動産の買取転売事業は、単純に安く買って、高く販売するという事業が一般的です。

ただ、空き家の買取転売では、不動産事業者として十分な収益を上げることが難しいことに加えて、

買取した後の、管理上のリスクがあるため、あまり不動産事業者が参入することは多くありません。

 

最近では、再建築不可や共有持分、相続問題等でなかなか売却ができない物件を、

売却できる状態にして販売している不動産業者も出てきており、空き家の1次流通として活躍しております。

その後、先述したDIY大家さんや、現地の地元の不動産業者が購入して、それぞれの目的に合わせて

再生をおこなっていくことになります。

 

まとめ

 

まだまだ空き家再生事業でも種類がたくさんありますので、空き家のご所有者様は、

ご自身のご所有されている空き家が最終的にどうなってほしいという思いや、

とにかく手放したいという思いに合わせて、引き継いでいただけたらと思います。

 

空き家再生という観点で申し上げると、最終的に空き家にならず、人が利活用して、

管理維持できている状態が「空き家再生」のゴールだと、弊社は考えております。

 

その空き家が、ご両親と過ごしたご実家だという場合もありますので、

健全な状態で再生して残していけたらいいなと、思います。