空き家

【空き家長崎】自分の持っている空き家の買取金額がわかる!?空き家買取実績と査定基準をおみせします!

今回は、長崎で空き家を所有している方々に向けて、当社が空き家をお引き受けした事例の一部を一覧でご紹介いたします。実際に当社が引き受けをした空き家の物件名称と買取時の売買代金、状態、状態の詳細を記載いたします。その後、なぜその金額になったのかというところも合わせて当社の査定基準や考え方をご紹介いたします。ご自身がご所有されている低廉な空き家について、売却するとしたら、どのくらいの金額になるのかというひとつの参考にしていただけたら幸いです。

 

【空き家長崎】状態の定義

 

まずは、言葉の説明です。お引き受け(買取)一覧の中で、状態に関しては、3段階の⚪️と△とXで表現しています。それぞれの表示の定義を下記に示します。

イメージとしては、お引き受け後の想定しているリフォームの費用がかかればかかるほど、Xに近づいていくイメージです。

⚪️

比較的良い状態。1年以内まで実際に住んでいて、水道のつまりなどもなく、そのままでも住もうと思えば住めるような状態

リフォームをすれば再生できる状態

X

リフォームをしても再生できるかどうか、やってみないとわからない状態

 

【空き家長崎】買取実績一覧ご紹介!

【空き家長崎】買取実績一覧ご紹介!

【空き家長崎】買取実績一覧ご紹介!

 

【空き家長崎】価格にばらつきがある

 

ご覧いただいてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、価格にはばらつきがあります。極端な話、その空き家の隣に同じような家があってもお引き受けする金額が異なる可能性が大いにあります。

当社の査定基準ですが、低廉な空き家で、かつ長崎の斜面地の駐車場がない物件などの場合は、公示価格や固定資産税路線価での判断ではなくなります。手順としてはまず、その物件のエリアや場所も影響しますが、大きな影響があるのは「状態」になります。その物件が上記でいう「⚪️」の中でも最上級の、他に修繕の箇所も全くない状態だったとした場合で、築年数に応じて金額を算出します。そこから、修繕の箇所がどの程度あるかということを内装から外装まで全て細かいところまで拝見させていただいて、減額方式で金額が下がっていくようなイメージです。

例えば、物件の状態は非常によくて、今から住める状態でも、屋根が今にも雨漏りしそうな状況であれば、屋根の修繕工事代や葺替え費用に応じて、金額は下がっていきます。そのため、⚪️の状態のものでも金額が低いものがあると思います。シロアリ被害があったとしてもどの程度まで進行しているのか、今現在もシロアリがいるのかいないのかによっても価格は変わっていきます。細かい内訳を提出することはおこなっていませんが、シロアリについては、梁や柱も食べられてしまっている状況の場合は、購入したのはいいですが、これ以上手の施しようがない、再生ができないほど、建物としての機能をしなくなる場合があります。

【空き家長崎】価格にばらつきがある

【空き家長崎】片淵3丁目 2階床下の梁がほとんど食べられています。

後からリフォームをする際に、費用が大きくかかる箇所は、下記の通りです。

屋根修繕

足場を準備する必要があるため、屋根の交換費用以外に足場代がかかります。

キッチン

キッチンを交換するだけではなく、お湯がきていなかったりすれば、配管からやりかえる必要があります。

トイレ

本下水がなく、汲み取りなどですと、現代では本下水につなぐ必要があるため、物件の引受(買取)額は極端にさがります。

給湯器交換費用

取り付けられている給湯器が使えない場合は、修理というより交換になります。配管設備など考慮しますが15万円から20万円という費用がかかります。

どんなに状態をよく保っていても、設備関係で現代の生活様式に合わせていくと、費用はかかってしまいます。人が利用したり、人に住んでいただいて初めて空き家は再生します。ただ、リフォームしても次の方に利用してもらえないのなら、それは空き家再生としても意味がないものになってしまいます。そうならないようにするため、リフォームについては、その物件の状態にあったものでなくてはなりません。

 

【空き家長崎】現地調査時に再生可否など全てが決まる

 

上記のようなことを考えても、やはり現地調査時が、査定して再生までを考えた時にもっとも重要な時間となります。再生するというゴールを考えた上で、当社としてもお引き受け金額をご提示しておりますが、当然売主様のご意向もありますので、お話がまとまらないこともあります。その場合、当社は一度引き上げさせていただいております。

しかし、当社が引き上げた後、数ヶ月後もまだ空き家の状態になっていて、引き受けてくださる人が見つかっていないというケースもあります。それでも再度当社にもう一度みてほしいとご依頼いただくこともあります。どこかで気持ちの整理をつける必要があるのは、大変よくわかります。空き家を再生して、空き家を減らすことがミッションとしておりますので、ご納得いただくまでお付き合いさせていただきます。

 

【空き家長崎】無償譲渡だからといって再生しやすいわけではない

 

無償譲渡をご希望される方もいらっしゃいます。無償で引き受けられたら、リフォーム代に費用が使えるため、再生できる可能性は確かに高くなります。先述した費用が大きくかかる箇所を全てリフォームして、かつ床や壁や天井のクロス張り替え等、内装リフォームをおこなったとしたら、1,000万円以上かかることもあります。そこまで費用をかけてしまうと、賃貸でも売買でも購入する方がいなくなってしまうため、逆にどうしようもない物件になってしまいます。長崎の空き家の場合は、市場も考慮して再生する必要があるので、バランスを考えることが重要です。無償譲渡だからといって、空き家を所有してもそのまま空き家になってしまうケースがあるため、注意が必要です。

 

【空き家長崎】査定やお引き受け(買取)のご相談お待ちしております。

 

買取実績一覧をみても、結局のところ、基準は建物の状態に大きく影響してくるため、今の建物の状態だといくらくらいになるのかというのは、やはり物件を拝見させていただかないとわかりません。

床下と屋根裏がどうなっているか、シロアリの有無、水が出るのか、電気がつくのか、漏水漏電はないか、隙間はどの程度あるのか、窓は開くのか、雨漏りあとはないか、給湯器は壊れていないか、内装はどの程度劣化しているのか。。。

確認することは非常にたくさんあります。残地物があると、床下や屋根裏を確認することが困難な場合があるので、十分な調査ができない場合、修繕リスクが発生する前提で考えなくてはなりません。建物の状態をよくするのと同時に、確認しやすくしておいていただくため、建物の管理をおこないながら、当社にご相談いただけたら幸いです。現段階ではまず、長崎市内で100棟再生することを目指しておりますので、長崎市内で空き家をお持ちの方は、査定やお引き受けのご相談をお待ちしております。

 

まとめ

 

当社の買取実績一覧をご紹介いたしました。低廉な空き家を所有してるみなさまにとっては、耳がいたい話かもしれません。ご紹介した買取実績一覧は当社の手がけた空き家の一部分です。空き家の引き継ぎでお困りの方は、当社にその肩の荷をおろすお手伝いをさせてください。お問い合わせお待ちしております。

お問い合わせはこちら