空き家

【空き家長崎】実績集③ 白鳥町

シリーズ第3弾、当社の空き家再生の実績をご紹介していきます。空き家再生数50棟以上を達成してきておりますが、その中でも通常よりもエピソードが多い物件を、仕入の経緯や、再生の方針などをまじえながらご紹介いたします。

 

【空き家長崎】当社の最初の「平家」空き家再生物件

 

白鳥町と清水町をはさむような道路があり、近くにはファミリーマートがあります。駐車場からは、30秒くらいで本物件まで到着できるので、比較的検討しやすいという条件もあり、購入することになりました。購入してからしばらくそのままになってしまいましたが、リフォーム工事の順番が回ってきて、工事に着手することができました。工事に着手するまでの間、草刈りに2度もきていただいたり、物件の管理には欠かせない業者様のおかげで、購入時の状態のまま、工事することができました。協力してくださる業者様みなさまに感謝申し上げます。

【空き家長崎】白鳥町① 外観写真

【空き家長崎】白鳥町① 外観写真

 

平家ということもあり、この物件はもし購入されるor借りられる方がいらっしゃれば、幅広い年代を想定する必要がありました。若い方々も十分あり得ると思います。そのため、和室は全て洋室に変更しました。洋室を変更する際は、床の色を、壁の色やもともとある他の部屋の床の色などを考えて、なるべく違和感のないように、それでいて、新しい雰囲気になるように決めています。

【空き家長崎】白鳥町② 玄関 こちらはほとんど何もしていません

【空き家長崎】白鳥町② 玄関 こちらはほとんど何もしていません

【空き家長崎】白鳥町③ トイレ・洗面台 購入当初のまま清掃のみです

【空き家長崎】白鳥町③ トイレ・洗面台 購入当初のまま清掃のみです

【空き家長崎】白鳥町④ 洋室 他の部屋の床との色合いを意識しました

【空き家長崎】白鳥町④ 洋室 他の部屋の床との色合いを意識しました

【空き家長崎】白鳥町⑤ バスルーム

【空き家長崎】白鳥町⑤ バスルーム

【空き家長崎】白鳥町⑥ キッチン 床と壁と天井とキッチンを交換しています 天高があがり開放的になりました

【空き家長崎】白鳥町⑥ キッチン 床と壁と天井とキッチンを交換しています 天高があがり開放的になりました

【空き家長崎】白鳥町⑦ 洋室

【空き家長崎】白鳥町⑦ 洋室

【空き家長崎】白鳥町⑧ ダイニング 床下点検口は大事なところです

【空き家長崎】白鳥町⑧ ダイニング 床下点検口は大事なところです

【空き家長崎】白鳥町⑨ 左の扉からバルコニーに出ることができます

【空き家長崎】白鳥町⑨ 左の扉からバルコニーに出ることができます

【空き家長崎】白鳥町⑩ 洋室  床と壁をやりかえています

【空き家長崎】白鳥町⑩ 洋室  床と壁をやりかえています

 

賃貸の募集の際には「オール洋室!」という言葉もあるくらい、和室がきらわれることがあります。和室は雰囲気にあったものや、使う色や素材によって、十分奥深いものになります。今回は、ターゲットを考えた場合、洋室になっているだけであって、和室(畳)を採用することも多くありますので、状況にあわせて判断する必要があります。洋室の木目の向きも、こだわるというか、既存のものにあわせています。通常は奥に向かって縦目にすることで奥行きがある、広く見えるということがおきたりしますが、全体の目の向きに合わせて変更しています。

 

今回も水回り特にキッチンをシステムキッチンに入れ替えていますが、こちらについては、キッチンの部屋の天井が低く、少しでも高く上げたいと思ったことがきっかけです。天井をあげるということはある程度の解体が入ります。解体すると上に吊り戸棚をつけれるようになる、そうするならシステムキッチンまでグレードをあげてしまった方が、全体的にバランスが良くなるという思考で、システムキッチンを採用することにしました。

 

【空き家長崎】白鳥町の需要

 

白鳥町は電車通りからも近く、スーパーやコンビニ、商店街も近くにあるため、買い物にも便利なエリアです。また、電車通りの反対側には長崎大学があったり、専門学校も数多くあるところから徒歩圏内のため、学生数人で戸建に住むという需要もある場所になります。現にこのエリアの当社管理物件に、戸建に複数人で住むというケースはあります。そういった需要もあるため、賃貸の需要は多くあると考えていいでしょう。また、購入については、長崎市内として「北部」といえる場所にあるため、戸建を購入したいとご検討されている方々は多いです。ただ、白鳥町もあまり坂の上の方にいきすぎると、それにつれて需要も減ってきてしまう可能性があるため、白鳥町とっても場所をよく検討する必要があります。

 

まとめ

 

長崎市内でも北部と南部というようにエリアで需要がまったく異なってきます。◯丁目という違いでも、需要がかわってくるため、どんなに良い場所とされていても本当にそうかどうかは、その都度、不動産会社等に確認することが重要です。ご自身が所有している空き家が、そういった「需要」があるのかどうかを事前に調べておくと、今後の空き家管理の進め方や方針を決めることができるので、最初に需要があるかないかを調べるようにしましょう。