【空き家長崎】五島市移住者が転入超過!?今起きている長崎移住ニュース
少子高齢化、人口減少が叫ばれている中、五島町にて転入超過で「社会増」を実現したということで、非常に明るいニュースのため、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、当社のブログでもご紹介していきます。
【空き家長崎】五島市について
「移住の島」五島へ 異例の転入超過、若い世代が担う:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD262TN0W4A320C2000000/
大変喜ばしいことで、人口の「社会増」を実現した長崎県五島市。20代や30代の移住者が増えているとのこと。その魅力などについてはネット上にたくさん語られていますが、豊富な自然と、新鮮な食材などが魅力のひとつです。東京都内で働いていた方々が、五島市に移住して、仕事をしながら生活をするということも増えてきたようです。また、五島市の地震は長崎県内の中でもかなり少ない傾向にあり、1920年から2020年の100年の間に発生した地震の回数は89回で、大きい震度のもので、震度3が3回とあとの回数はその震度未満とのことで、ほとんど地震を感じることがないということも住みやすい環境と言えるかもしれません。
地震が少ないということは、空き家が災害により倒壊するリスクも少なくなるため、空き家再生に関しては、今後取り組んでいきたいエリアでもあります。
【空き家長崎】五島市の空き家情報
空き家については、長崎県五島市の空き家バンクに多数登録されています(2024年7月現在で39件)。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/iju/li/050/010/040/index.html
五島市の島ぐらし、離島移住促進サイト-空き家一覧
長崎市内で空き家バンクに登録されているものと比較すると、五島市の空き家バンクに登録されている物件は長崎市内と同じくらいの水準で価格や賃料が設定されています。実際にいくらで売買されたり賃貸されたのかはわかりかねますが、機能していないという感じではなく、情報があればどんどんUPしているという印象です。
【空き家長崎】五島市の移住補助金情報
長崎市内に移住する場合と、五島市に移住する場合で、代表的な移住支援金などの比較をしてみます。
◾️移住支援金
長崎市
2人以上の世帯の場合100万円 18歳未満の世帯員と一緒に移住した場合、子供の世帯員1人につき100万円を加算
単身の場合は60万円
https://nagasakijin.com/publics/index/97/
五島市
2人以上の世帯の場合100万円 18歳未満の世帯員と一緒に移住した場合、子供の世帯員1人につき30万円を加算
単身の場合は60万円
https://www.city.goto.nagasaki.jp/iju/020/060/20190126103710.html
比較してみても、子供世帯員1人につき支給される支援金の額は異なるものの、全体の金額はそんなに変わりがありません。支援金の額で移住するところを決めているという金額ではないことがわかります。
まとめ
今回は、全国的にもめずらしい、転入超過という「社会増」を長崎県五島市が実現したニュースをご紹介いたしました。筆者としてもこの今の時代に若者が移住しているという事実と、移住に関しての金銭面の条件が長崎市とそこまで変わりがないということを考えると、純粋に五島市に若者が住みたい魅力がたくさんあるということを想像してしまいます。筆者も30代のため、他人事には思えません。当社は比較的、自由な勤務スタイルで勤務していると思っていますが、首都圏の会社員のみなさまがリモートワークではなく原則会社に出社という流れに戻る中、あの通勤時間帯の満員電車や朝のバスでの混雑する環境で毎日生活することを考えると、自然あふれる環境で仕事ができたら最高だなと、感じてしまいます。
空き家がそういった移住や起業などにも採用されるよう、空き家再生の手法を常に考えながら携わっていければと思います。