空き家

【長崎空き家】戸建賃貸の内見時におさえるべきポイント5選

今回は、長崎市内の通常のアパートマンションの内見と比べて、戸建賃貸の内見時にみるべきポイント5選をご紹介いたします。戸建賃貸の大家さんは、個人投資家の方も多いです。それぞれの大家さんによっては条件が異なることもあるため、事前の確認が必要なものもあります。

 

・【長崎空き家】戸建賃貸の前提条件の理解(建物としての基本スペック)

・【長崎空き家】周辺環境(バス停、電停までの距離 校区、駐車場の有無)

・【長崎空き家】敷地の境界線はどこか

・【長崎空き家】建物内部の基本的な設備が全て正常に使用できるかどうか

・【長崎空き家】賃貸借契約書の特約部分

・まとめ

 

 上記のような順番でご紹介していきます。

 

【長崎空き家】戸建賃貸の前提条件の理解(建物としての基本スペック)

 

空き家再生後の戸建賃貸については、前提条件として、下記要件が揃っています。

 

①築年数相当の建物の軽度の傾きや、経年劣化による壁床タイルなどのひび割れ等の損耗部分がある

②すきま風がある、断熱性能が低い

③前面道路が階段、車が物件近くまでいかない

 

築年数40年-50年代の戸建には共通して、現代の建物と比較すると、著しく建物性能が落ちている場合があります。空き家になっていた期間も影響してきますが、基本的に一般的なアパートマンションにあるような室内のスペックとは異なることを理解したうえで内見にのぞんでください。内見してから、全然イメージと違ったということにならないために可能な限り掲載されている写真をご覧いただき、それでも足りない場合は不動産会社に他の写真がないかなどご連絡をされて情報を取得して、ある程度ご理解されてから内見した方が良いです。

また、内見時には、こういったところを前提として、ご自身やご家族と一緒に住むというイメージができるかどうかがポイントとなってきます。

 

【長崎空き家】周辺環境(バス停、電停までの距離 校区、駐車場の有無)

 

内見の予約をして、現地に向かう際には、実際にこの物件に住むうえで利用することになるバス停・電停までの距離感を把握するために、通常の公共交通機関を利用されることがポイントです。歩いて現地に向かうまでの間に駐車場や、学校区を調べていくのも一つ重要なポイントになります。

また、不動産会社の方に車で案内していただくことが多いアパートやマンションと比べて、長崎戸建賃貸の場合は、車が前面道路までいかないケースが多いため、それであれば初めから公共交通機関を利用した方が、ご入居されるとなったときに、通勤通学のイメージがしやすいです。

また、戸建の賃貸は、アパートマンションほど数が多いわけではないので、同じエリアで比べる戸建賃貸が比較的少ないです(2024年7月現在)。そのため、車で案内をしてもらっても、次の物件が全く違うエリアだったりすると、そのまま車で内見にいくことがあまりなく、現地解散するというパターンになります。そういった特性があるため、基本的に現地集合、現地解散がおすすめです。ただ戸建賃貸のご紹介に強い賃貸仲介のご担当者様がいらっしゃる場合は、色々と状況をヒアリングしてくださり、理解した上で戸建を案内してくれたりしますので、その場合は、一緒に回ることの方が良いかもしれません。

 

【長崎空き家】敷地の境界線はどこか

 

現地に到着して、外観のご説明を受ける際に、大まかでかまいませんので、敷地境界線がどのあたりまでなのかを理解しておく必要があります。アパートマンションと違って、室内のことだけを気にしていればよい状況ではなく、戸建賃貸の場合は、庭を持つこともできます。その自由に利用していい範囲をあらかじめ知っておくことで、その戸建に住んだ後の生活もイメージできるようになります。最近では「家庭菜園がしたい」「ドックランがある戸建がいい」など趣味趣向も多様化しているため、その部分が自分のものにあっているかということを確認することが必要です。

 

また戸建賃貸の場合のスタンダードとして、庭木の剪定や草木の除去を入居者様に依頼することになります。アパートマンションと異なり、賃貸管理上、大家さんからいただく管理報酬では、物件のメンテナンスを請け負うことが難しいからです。そのため、草木は空き家再生の際に除去している方がほとんどですが、内見時にあった場合は、草木の剪定はご自身でおこなうことをイメージしておく必要があります。

 

【長崎空き家】建物内部の基本的な設備が全て正常に使用できるかどうか

 

一般的なアパートやマンションの内見に慣れている方には、あたりまえとなっている電気ガス水道が使用できるかということです。まれに長く空き家だったこともあり、電線が通っていなくて使えなかったり、水道が一部勢いが弱く若干つまっていたり、給湯器を動かしてみたら水漏れしていたなどと、不具合が発生することがあります。入居してから対応していただけることが多いですが、事前に確認することでトラブルを回避することができます。内見時に全てを確認するのは、プロであっても時間がかかるため、賃貸借契約書に、そういった入居してすぐの不具合が発生した場合には、大家さんに負担して修繕していただくことができるというような文言を盛り込む必要があったりします。まずは、申込の前に大家さんの初期不良に関する意向を確認しましょう。

 

【長崎空き家】賃貸借契約書の特約部分

 

一般的なアパートやマンションを借りる時におこなう契約を「(居住用建物)賃貸借契約」といいます。その契約の内容が契約書に記載されているわけですが、内容は、家賃共益費、対象物件の詳細や設備などが記載されています。基本的なお金に関わることと解約に関することは抑えておいた方がいいのですが、(別の記事で記載します。)その契約書の最後の部分に「特約」と言われる、その契約書に関わる特別に定められた契約条件があります。契約書は全てを目を通す必要はありませんが、お金に関わるところと、解約条件のところ、最後にこの特約部分については、戸建賃貸の大家さんによって、条件が色々と異なってくるところになりますので、よく確認するようにしましょう。

 

まとめ

 

長崎空き家再生後の戸建賃貸内見時におさえるべきポイントを紹介しました。比較的スタンダードな確認ポイントをご紹介いたしましたので、他にも色々と人によっては気になるところが出てくると思います。気になるところは、ご担当者の方に聞いて、全てクリアにするようにしましょう。戸建は一度住むと引っ越しも大変ですし、家族全員の生活に関わるところになります。そのため、長い期間住むことが想定されるので、事前に確認できるところは上記5選以外にも思いつく範囲で確認するようにしましょう。後悔しないおうち探しができることを、心から願っております。