空き家

【長崎空き家】戸建賃貸のメリットとリスク

今回は、長崎の空き家で、再生後に貸し出す戸建賃貸という手法で募集を出す賃貸市場がありますが、賃貸ではアパートやマンションが一般的な昨今、戸建賃貸に住むということはアパートマンションと何が違うのか、全国的な例も踏まえた上でご紹介していきます。

 

【長崎空き家】戸建の特徴

 

一般的にアパートは2階建や3階建、軽量鉄骨構造だともう少し階数は増やすことはできますが、基本的には階数はそのくらいです。マンションは鉄筋コンクリート造で3階以上のものを指しているのが一般的です。明確な定義はありませんので、構造がひとつの目安になります。「賃貸マンション」とされているものは軽量鉄骨で作られていることもあり、分譲マンション(売買で購入するようなマンション)の賃貸よりも簡易的なつくりになっています。

広さは様々です。ワンルームマンションといって、20㎡前後のものもあれば、分譲マンションでは、60㎡〜100㎡前後のものがあり様々なライフスタイルに対応できるようになっています。昨今では資材高騰もあり、3LDKでも68㎡と3LDKで70㎡をきる新築マンションも計画されていますが、基本的には大きさは様々です。

 

戸建の特徴としては、木造2階建が一般的で、部屋の広さも一般的な広さは60㎡以上であることが多いです。戸建で、20㎡という物件は、なかなか見たことがありません。広いので、ファミリー需要が多くあります。長崎の場合は、駐車場が敷地内にあるのとないのとで、家賃設定が全く異なることになります。

全国的にみても、戸建賃貸は賃料が高いイメージがあるかもしれません。東京23区や神奈川県東部などで戸建賃貸となると、ものによりますが、賃料は10万円は超えてくる傾向にあります。

 

【長崎空き家】戸建賃貸のメリット

 

アパートマンションは、上下階と隣り合わせの部屋があります。隣人の生活音や上下階の音の問題には、多くの方が悩まされています。分譲マンションの賃貸などの鉄筋コンクリート造ですと、上下階や隣人の生活音が最近は気にならないくらい、壁や天井、床の厚さが保たれていて、遮音性に優れていますが、そういった物件は賃料も上がっている傾向にあります。

 

戸建賃貸のメリットは、「敷地内に別世帯が住んでいない」ということがアパートマンションと大きく違うところかと思います。上下階については、例えば、戸建の1階で過ごしていて、2階で家族の誰かが過ごしていれば音は聞こえてしまいますが、同居している人の音となると、静かにするように言いやすいですし、何より他人と比べて気にならないことが多いです。隣の部屋から音がしても、上下階と同様、家族の誰かが生活している音になります。音に関して、生活する上でアパートマンションと比べると圧倒的に気を遣わなくていい環境をつくることができます。特に子育て世帯にとっては、予想外の動きをする子供の大声や遊んでいる時の動作ひとつで、アパートマンションではトラブルになったりすることがありますが、戸建の場合は思う存分遊んでもらってもかまいません。のびのびと育ててもらうことができます。

 

また、アパートマンションと違って、「共用部」もありません。戸建の敷地内には、基本的に借主の好きなものをおいてかまいませんし、条件によってはペットも飼育することができます。自分の家のように、自由に使っていい契約になっていることが多いです。

 

庭や室内も自身の好きなようにDIYできれいにしたりすることもできます。大家さんとの交渉にはなりますが、マンションの室内のみのDIYよりもDIYできる余白は多いです。昔の間取りになっているところを一部変更するだけで自分だけの空間を演出することできるのも、戸建賃貸のいいところだと思います。

 

【長崎空き家】戸建賃貸のリスク

 

長崎空き家で戸建賃貸として貸出されているのが、家賃帯5万円前後の物件が圧倒的に多く、その中で敷地内に駐車場がない斜面地に建っている戸建であることが多いです。長崎戸建賃貸の特徴でもありますが、敷地内に駐車場がある案件で築年数が浅いものは10万円前後してしまうため、会社経営者や高所得者が賃貸として借りることになります。アパートマンションと比較検討している方々がご覧いただいているのでは、前段でご説明した家賃5万円前後で斜面地に建っている、築年数40-50年の物件が対象となります。

そのため、リスクというか、注意点ですが、

 

・斜面地のため、階段立地で車道から距離と高低差がある。

・築年数が40-50年以上経過していることが多いため、建物の全体的な不具合がある(傾きや隙間風など)

・マンションの高層階と比べると、虫が多い(隙間もあるため、入りやすい)

 

ということがあげられます。

上記のようなリスクに耐えることができないということでしたら、戸建のメリットとご自身の生活スタイルを天秤にかけて、最終的にどういった物件に住むのかをよく検討する必要があります。

この築年数の物件は、そのリスクがあるということも鑑みて、家賃設定が5万円前後となっています。家賃と環境を考えて、検討してみてください。

 

まとめ

 

長崎空き家の戸建賃貸のメリットとリスクをご紹介いたしました。戸建は入居者自身も自分の家のようにメンテナンスをおこなったり、好きなように改装することで、生活に彩りをもたせることができる、おもしろい賃貸です。家賃負担や子育て環境というところを考えても、長く住むことができるかもしれません。

長崎戸建賃貸に関してご興味があれば、お気軽にご質問くださいませ。